つれづれ日記

留学から日本に帰ってきました。これからは、日々思うことを日記に付けていこうと思います。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スポンサー広告 |

ケバブから知る社会

ヨーロッパ回ってケバブのお店の多さに驚いたという話は、前回したとおり。
では、どうしてケバブ屋さんが多いのか。

ヨーロッパは皆さんも知ってのとおりお店が閉まるのが早い!!
特に、オーストラリアに行くと驚きますよ。
7時とかには閉まってしまいます。
たまに、4時とかに閉まるという看板も見かけるくらいです。
しかもスーパーが。水が買えない。食糧が調達できない。本当に困りました。
駅のコンビにを見つけたときは本当に助かったな。

そんななか、ケバブ屋さんはヨーロッパのどこにいっても、夜遅くまで開店していました。
また、ケバブかよ!!と突っ込みたくなるくらいあります。

では、どうしてケバブ屋さんが多いのか。

ケバブといえば、トルコや、パキスタンなど中東地域の料理として有名ですよね。
一方ヨーロッパの移民について調べてみると、トルコ系移民の数がダントツで多いのだそうです。
ふむふむなるほど、という感じ。

フランスからドイツに向かうICEでの出来事です。
ドイツで何を見るのかまだ決まっていなかった私達は、なんとちょうどいいことにドイツ人の方と座席を共にすることになったんです。
また、その方も話好きなようで、それだったらドイツについて教えてやるということに。
お勧めのドイツの観光スポットや、なんとオーストリアのお勧めのカフェまで教えてもらって、満足満足。

ドイツといえば、今は観光名所となったベルリンの壁。
今となっては壁はすっかり壊され、また壁よりも高い建物ができたことで、本当にこれが東西を二分していたものとは思えないと思うよといわれていたとおり、実際見てみると結構低くてビックリ。
西側の無人地帯(death strip)の話や、一方の東側の壁の落書きについても話してくれました。

無人地帯(death strip)とは
東西を隔てる壁から、更に約5メートルの間隔を隔てて、西側にはもうひとつの壁があったそうなんです。私は、今まで知らなかったのですが。
その5メートルの間では番犬や兵隊が見回り、あるところでは有刺鉄線が張られたりと、その範囲に一度足を踏み込んでしまえば、まさにその名のとおり死を意味していたそうです。

なぜ東側だけ落書きがあるのか
一方東側にはそういうものはありませんでしたから、人々が壁一面に落書きを書くこともできたそうです。
そして、もちろん無人地帯のあった西側の壁には、全く落書きは無いわけです。

IMG_0827_convert_20090113030328.jpg
思ってたより低く感じるのは、周りの建物のせいなんだろうな。
ちなみに、こっちは東側。壁の落書きは、ハンマーで壁が壊されたことで見難くなってるかもしれないけど、実際行ってみるとちゃんと書いてありましたよ。


IMG_0828_convert_20090113030504.jpg
こんなに薄いのに、遠かったんだ。

IMG_0830_convert_20090113030440.jpg
西側の壁の様子
木が横たわっているところが無人地帯(death strip)です。

IMG_0831_convert_20090113031710.jpg
西側の壁には落書きがありませんでした。東側も近づいてとってくればよかったな。



そして、その話の続きとしてナチス時代の移民政策の話にも発展・・・
どうやら当時のナチスでは働き手の確保や、ヒトラーの人種差別を否定するために多くのトルコ系移民の受け入れが行われたようです。
しかしその結果、現在のドイツが抱える移民問題にまで発展しているそうなんです。
というのも、ナチス時代に移民してきた人々の子孫が今、職につけず、貧しい生活を強いられているとのこと。
そしてその背景には、宗教や男女差別、識字能力の問題が。

トルコといえば、イスラム教の国
イスラム教といえば、女性差別の問題があります : 教育や結婚、服装などなど
そのことを反映して、ドイツのトルコ系移民の女性の識字能力が大変低いそうです。

女の人を外に出さない→学校に行けない→文字が読めない→ドイツ語が話せない→仕事ができない

結果、女性は自らの力で貧しい生活から解放される事ができない状況にある。
そうなると、結婚相手は同じトルコ系移民の男性とすることが、まあ定石になるのは想像にかたくない話で・・・
ドイツ側もなんとか政策をとろうとするのですが、向こうからやってこなければ、教育を施そうと思ってもできないという問題もあるんだそうです。
根は深い。

その話を聞いた後、私達は実際ベルリンを観光!!!
その分、短い時間であっても、なんだかとっても深く知れたような気がします。
というのも、ベルリンの壁を見たのもそうですが、観光していると、おそらくトルコ系の子供や女性と思われる人達が、ドイツ語と英語で書かれた紙を見せ、お金を求めてきたことも一つ。
上の話を聞かなかったら、ただの浮浪者にしか見えませんからね。
ああ、本当なんだなと。識字能力の問題も、移民の問題も。

でも、ケバブは美味しいです。
これも事実。

ケバブ in Paris
IMG_0782_convert_20081226074703.jpg


ケバブ in Vienna (Wien)

IMG_0944_convert_20090113042253.jpg

ケバブのカロリーが半端ないっていう記事があったので、載せておきます。

http://uk.news.yahoo.com/5/20090127/tuk-post-pub-kebabs-add-1000-calories-45dbed5.html
スポンサーサイト
Venezia | コメント:6 | トラックバック:0 |
<<車は車という以上の何ものでもない | HOME | カウンター 1000>>

この記事のコメント

豚だよね?
いつも店頭でくるくるしながら削ってるのを見ながら
指くわえて眺めてる。タベタコトナイ…

見かけるときはいつも満腹なんだもん。。
2009-01-13 Tue 04:24 | URL | 15jam。 [ 編集]
ウィーンのケバブはやたらおしゃれですね!^^
2009-01-13 Tue 11:46 | URL | わかこ [ 編集]
ケバブってやきとり状になってるのかと思ってたけど、そうじゃないんだ!

イスラム教の女性問題についてなんだけど、もともとイスラムは女性に対する差別はキリスト教よりもなかったと言われてるんだって。イスラム法は柔軟で多様な解釈ができるから、歴史の中で女性に関する教えが曲げられてきた気がする。あと、トルコはゆるめなイスラム教らしいから、トルコ系女性の識字率が低いのはイスラム教の問題を反映しているだけには限らない気がするよ。
2009-01-13 Tue 15:20 | URL | なじょ [ 編集]
私がフランスで食べたのは、ハラルといって、イスラム教の方も食べれるお肉でした。
牛肉、羊肉、鶏肉がミックスになってるんですよ。

ウィーンで食べたのは、ちょっと分かりません(笑)でも、匂いでいったら羊だったかな。
2009-01-30 Fri 07:44 | URL | ☆Taurus☆ [ 編集]
そうなの、おしゃれでしょ(笑)
ワインつきです☆
2009-01-30 Fri 07:46 | URL | ☆Taurus☆ [ 編集]
そうだね、いろんな問題が係わってくるよね。
根は深いということか。
トルコと言えば、さくらんぼの元の国っていう知識しかない(汗)
チェリーランドで知った(笑)地元ネタすぎるww
2009-01-30 Fri 07:48 | URL | ☆Taurus☆ [ 編集]

コメントの投稿















コメント非公開の場合はチェック

この記事のトラックバック

| HOME |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。